千葉百音「ホッとしている」初の大舞台で堂々SP67・28点 四大陸選手権

[ 2023年2月10日 08:54 ]

フィギュアスケート四大陸選手権第1日 ( 2023年2月9日    米コロラド州コロラドスプリングズ )

千葉百音(撮影・長久保 豊)
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 女子SPでジュニアながら出場している千葉百音(東北高)は67・28点で7位だった。「シンドラーのリスト」を演じ、冒頭の2回転半、ルッツ―トーループの連続3回転、3回転フリップの全てを着氷。スピン、ステップは全て最高のレベル4だった。緊張した表情で臨んだ演技だったが、キス&クライで得点を確認すると笑顔を見せた。

 初の米国での大会となり「時差調整が初めてで手こずった」としながらも「なんとか大きいミスなく終えることができてホッとしている」と語った。日本時間では早朝の演技となり「アップの時間は眠かったけど自分をたたき起こした」。田中総司コーチからは「自信を持って自分を信じてやってきなさい」という言葉で送り出されての演技だった。

 ルッツ―トーループの連続3回転は回転不足の判定となり、全日本選手権5位の実力者は「ルッツが悔しいので、フリーではまっすぐ跳んでクリーンに降りて、完璧のノーミスがしたい」と意気込んだ。

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2023年2月10日のニュース