島田高志郎　SP74・06点「ステファンとの選択に満足」悔いなき連続ジャンプ構成変更

フィギュアスケート四大陸選手権第1日 （ 2023年2月9日    米コロラド州コロラドスプリングズ ）

島田高志郎
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　男子SPで全日本選手権準優勝の島田高志郎（木下グループ）は74・06点だった。ルッツ―トーループの連続3回転にミスが出たが、冒頭の4回転サルコーは完璧に成功。演技後は右手を頭に当て、苦笑いだった。「見に来てくださっているお客さんの声援が後押しとなって、最後まで楽しんで滑れた」と話した。

　連続ジャンプについては朝の練習でランビエル・コーチと状態を見極めて、4回転トーループから変更。「跳ぶ前にいろいろ考えすぎた。やってはいけないミスをしてしまった」と語りつつも、演技中は冷静だっただけに「アクセルまでに立て直すことができた」と話した。

　ジャンプの構成を落とす選択をしたことで「ジャンプの間を楽しむことができた。ステファンとの選択には満足」と演技を振り返る。キス＆クライではランビエル・コーチから「ごめんね」と言われたようで「そんなことなく、僕は楽しんで滑れたよ」と返答したと明かした。11日のフリーに向けて「フリーは万全の調整でベストで臨み、良い演技ができるように頑張りたい」と意気込んだ。