東京SGテビタ・タタフ　来季から仏1部リーグ挑戦で「日本プライドを出す」

練習後の取材に応じたテビタ・タタフ
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　ラグビーリーグワンの東京SGで、来季からフランス1部リーグのボルドーへ移籍することが決まったNo・8テビタ・タタフ（27）が17日、取材に応じ「自分の強み、日本プライドを出していきたい」と決意を口にした。

　中学時代から日本でプレーしてきたが、19年のサントリー（現東京SG）入り以降、日本以外の国でも挑戦したい思いを抱くようになったという。「向こう（フランス）のラグビーは日本と違う。自分にとってチャレンジ。日本で学んだことを出していきたい」と見据えた。

　東京SGは現在、3連勝中で3位。この日は都内のチーム施設で全体練習を行い、精力的に汗を流した。「まずは今季にフォーカスする。東京SGで優勝したい」とタタフ。育ててくれたチームに恩返しをするため、目の前に集中する姿勢を示した。

　◇テビタ・タタフ　1996年1月2日生まれ、米領サモア出身の27歳。目黒学院中、目黒学院高を経て東海大に進学。高校日本代表、U20日本代表。19年にサントリー（現東京SG）入り。日本代表キャップ15。リーグワンでの公称サイズは1メートル83、120キロ。ポジションはNo・8。