朝乃山が十両で自身最長となる無傷の10連勝。立ち合いから一気の速攻で圧倒

[ 2023年1月17日 15:49 ]

大相撲初場所10日目 ( 2023年1月17日    東京・両国国技館 )

<初場所10日目>東白龍(右)を押し倒しで下す朝乃山(撮影・久冨木 修)
Photo By スポニチ

 十両の元大関、朝乃山(高砂部屋)が東白龍(玉ノ井部屋)を立ち合いからの一気の攻めで破り、無傷の10連勝を果たした。初日からの10連勝は自身最長。

 立ち合いから相手の喉輪攻めを下からあてがいながら圧力をかけ、引きに乗じて前に出て押し倒した。取組後も冷静な表情で対応し「突き押しの相手だったし、しっかり踏み込むことを考えた。相手が回りこんだころも踏み込んでいるからしっかりついていけた」と振り返った。

 今場所から十両に復帰し、15日間、毎日相撲を取るのは21年夏場所以来。終盤にさしかかったが「(体調は)大丈夫です」ときっぱり。1敗で金峰山らが追う展開が続くが「まだ10日目。あと5日間切り替えて、自分の相撲を取り切りたいです」と、初十両優勝に向け決意を示した。
 

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月17日のニュース