大相撲初場所 初日から4小結が黒星発進…正代、高安の2関脇にも土

[ 2023年1月8日 18:35 ]

大相撲初場所初日 ( 2023年1月8日    東京・両国国技館 )

<初場所初日>御嶽海(左)に寄り切りで敗れた正代(撮影・郡司 修)
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 大相撲初場所は8日、両国国技館で初日の取組が行われ、今場所番付筆頭の大関・貴景勝(26=常盤山部屋)は新小結の若元春(29=荒汐部屋)を押し出しで下し白星発進。小結勢は他にも琴ノ若(25=佐渡ヶ嶽部屋)、明生(27=立浪部屋)、霧馬山(26=陸奥部屋)が敗れ、4小結全員が黒星発進となった。

 1横綱1大関という1898年1月場所以来125年ぶりの珍しい番付となった初場所は、横綱・照ノ富士が両膝痛悪化により3場所連続の休場が決定。4関脇4小結も1962年夏場所以来61年ぶりの出来事となった。

 新小結の若元春は結びの一番で大関・貴景勝に押し出しで敗れ、同じく新小結の琴ノ若は先場所初優勝の平幕・阿炎に突き出しで敗れ黒星発進。小結に復帰した明生は関脇・若隆景に寄り切りで敗戦。残る霧馬山も取り直しとなった平幕・玉鷲との一番を突き落としで敗れるなど、初日から4小結全員に土がついた。

 さらに関脇勢でも正代と高安が黒星発進。昨年名古屋場所から3場所連続で平幕が優勝するなど混戦模様が続く中で、今場所も2関脇4小結が初日から崩れた。

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