帝京大フランカー青木2トライで個人“4連覇”を達成 ラグビー全国大学選手権

[ 2023年1月8日 21:24 ]

ラグビー全国大学選手権決勝   帝京大73―20早大 ( 2023年1月8日    東京・国立競技場 )

<帝京大・早大>前半、トライを決め雄たけびを上げる帝京大・青木(撮影・久冨木 修)
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 帝京大が大会決勝史上最多となる73得点、最大得点差となる53点差を付けて早大に圧勝。2大会連続11度目の大学日本一に輝いた。

 2トライを挙げたフランカー青木恵斗(2年)は、個人として“4連覇”を果たした。19、20年度には神奈川・桐蔭学園高の主力として全国高校ラグビー大会で2連覇を経験。21年4月に帝京大に入学し、大学選手権でも2連覇を達成。4シーズン連続で日本一の栄冠に酔いしれた。

 試合では5点を追う前半22分に中央へ同点トライ。後半35分にはこぼれ球を拾ってから3人のタックルを蹴散らし、ダメ押しの2トライ目を挙げた。桐蔭学園時代の同期で早大フッカーの佐藤健次とのマッチアップにも注目が集まったが、個人としてもチームとしても盟友を圧倒してみせた。

 試合後は「このチームで優勝できてうれしいし、4年生と最後の試合で寂しさもある」と感慨深げに語った青木。帝京大の黄金期再来を予感させる圧勝に、“6連覇”達成にも期待が掛かる大学ラグビー界屈指のペネトレーターは(突破役)は、「フィジカルバトルをやり続けた結果」と胸を張った。

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2023年1月8日のニュース