貴景勝 新小結・若元春を撃破!横綱欠場&一人大関の初場所で白星発進飾る

[ 2023年1月8日 17:59 ]

大相撲初場所初日 ( 2023年1月8日    東京・両国国技館 )

<初場所初日>若元春(左)を押し出しで下す貴景勝(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

 大相撲初場所は8日、両国国技館で初日の取組が行われ、今場所番付筆頭の大関・貴景勝(26=常盤山部屋)は新小結の若元春(29=荒汐部屋)を押し出しで下し白星発進。先場所優勝の前頭三枚目・阿炎(28=錣山部屋)は新小結の琴ノ若(25=佐渡ヶ嶽部屋)を突き出しで下し、2場所連続優勝へ向け好発進を決めた。

 1横綱1大関という1898年1月場所以来125年ぶりの珍しい番付となった初場所は、横綱・照ノ富士が両膝痛悪化により3場所連続の休場が決定。出場力士の中で番付最高位となった大関・貴景勝は結びの一番で新たに小結に昇進した若元春と対戦。相手の勢いを上手くいなして若元春の体が泳いだ所を押し出し、白星発進を飾った。

 関脇勢は若隆景が小結・明生を寄り切りで下し、三役同士の注目の一番に勝利。豊昇龍も平幕・翔猿を寄り切りで下し、白星発進を飾った。大関復帰を目指す正代は昨年初場所優勝の平幕・御嶽海に寄り切られ、関脇に復帰した高安は平幕・大栄翔に押し出しで敗れともに黒星発進となった。

 平幕勢では先場所、三つ巴の決定戦を制して初優勝を果たした阿炎が新小結の琴ノ若を突き出しで撃破。気迫の立ち合いから安定感の抜群の相撲を披露し、2場所連続優勝へ向け好発進を決めた。他には隆の勝、阿武咲、妙義龍、北勝富士、竜電、翠富士などが白星発進を飾った。

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月8日のニュース