帝京大V11　130キロ監督も11度宙を舞う　ラグビー全国大学選手権

ラグビー全国大学選手権決勝   帝京大73―20早大 （ 2023年1月8日    東京・国立競技場 ）

＜帝京大・早大＞胴上げされる相馬監督（撮影・久冨木　修）
Photo By スポニチ

　帝京大が大会決勝史上最多となる73得点、最大得点差となる53点差を付けて早大に圧勝。2大会連続11度目の大学日本一に輝いた。

　表彰式後には恒例の胴上げが行われ、体重130キロの相馬監督も優勝回数と同じ11度、国立の空を舞った。胴上前には学生たちの相馬コールで輪の中央へ。輪の中心にはプロップだった相馬監督と同じポジションの選手が集まり、巨漢指揮官を力強く持ち上げた。

　FWコーチだった昨年度の決勝後にも、学生たちの手で宙を舞っていた相馬監督。夢心地の時間について、「監督として一体自分は何をしたのか、振り返る時間だった」としみじみと語った。