新年間女王の山下美夢有が史上2人目の平均ストローク「60台」を狙う！「12アンダー」が条件

プロアマで笑顔を見せる山下美夢有（撮影・西尾　大助）
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　女子ゴルフの今季最終戦、ツアー選手権リコー杯は24日から4日間、宮崎CC（6487ヤード、パー72）で開幕する。史上最年少でメルセデス・ランキング1位を確定させた「年間女王」の山下美夢有（21）が会見し、今度は、史上2人目となる年間平均ストロークでの“大台突破”突破を目標に掲げた。

　「最後に平均ストロークを60台に持っていけたらいいなと思います」と話した。山下の今季平均ストロークは現在、70・0376。最終戦で12アンダー以上をマークすれば、19年の申ジエ（69・9399）以来となる「60台」到達となる。

　この日はプロアマ戦などで調整。この日は海からの風は穏やかだったが、グリーン上では高麗芝を警戒。「高麗芝で目が強い。パッティングは難しくなってくるし、ショットも縦距離が難しくなるので精度が大事になる」と話した。

　今大会の優勝賞金は3000万円。今季賞金総額2億502万967円の山下が優勝すれば、年間の賞金総額でも15年のイ・ボミ（2億3049万7057円）を超える最多記録となるが、こちらには「特に（意識は）はないです」と話していた。