カーリング女子日本代表・藤沢五月 PCCCへ意欲「いろいろな方に楽しんでもらえる試合を」  

[ 2022年10月31日 11:39 ]

パンコンチネンタル選手権に向けてオンライン会見で意気込みを語るカーリング女子日本代表ロコ・ソラーレの藤沢五月
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 カナダのカルガリーで開催されるカーリングのパンコンチネンタル選手権(PCCC)に出場する男女の日本代表が日本時間31日にオンライン取材に応じ、大会への意気込みなどを語った。女子はロコ・ソラーレ(藤沢五月、吉田知那美、鈴木夕湖、吉田夕梨花、石崎琴美)が日本代表として出場する。

 チームは9月に国内で大会に出場し、9月末にカナダ入り。グランドスラムのブースト・ナショナルに出場するなどカルガリーを拠点に調整を進めてきた。スキップの藤沢は「昨シーズンの日本選手権はピーキングが難しい中でPCCCの第1回大会に出ることがモチベーションになったので、今シーズン1番楽しみな試合。11月にアジア・パシフィックゾーン以外の国が参加する大会に自分たちがでることは意味があると思うし、カナダでの開催ということで観客もカーリングに詳しい人も多いと思うので、いろいろな方に楽しんでもらえる試合をしたい」と意気込み、サードの吉田知は「チームとしてもう一段階ギアを上げて準備をしなくてはいけない大会」と気持ちを引き締めた。

 今大会は新たにノーティック・ゾーン・ルールが採用され、先攻のセカンドの1投目まではセンターラインに触れている石を、そのライン上から外すショットが禁止となる。リード吉田夕は「グランドスラムも新ルールで戦ったけど、考えることが多く、ウエイトだけじゃなく、ラインのことも考えなくちゃいけなかったり、すごく細かくやらないと決まらなくなっている。私だけじゃなく、チーム全体が理解しないと、リードのショットがなかなか決まらない」と警戒感を示した。

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2022年10月31日のニュース