ドンチッチが44得点 開幕6戦連続の30得点以上は86年ジョーダン以来 レイカーズは6戦目で初白星

[ 2022年10月31日 13:06 ]

マジック戦で44得点をマークしたマーベリクスのドンチッチ(AP)
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 NBAは30日に各地で8試合を行い、マーベリクスは地元ダラス(テキサス州)でマジックを114―105(前半60―60)で下して3勝3敗。ルカ・ドンチッチ(23)は3点シュートを9本中7本、フリースローを14本中6本外したものの、37分の出場で今季自己最多の44得点(フィールドゴール成功は26本中17本)を稼いで勝利に貢献した。

 ドンチッチの今季の得点は初戦から35→32→37→41→31→44。開幕から6戦連続で30得点以上を記録したのは1986年のマイケル・ジョーダン(ブルズ=51→41→34→33→39→34)以来、36年ぶりの出来事となった。また今季の平均得点は35・2から38・7に上昇してリーグ1位。2位のヤニス・アデトクンボ(27=34・4)には4・3点差をつけている。

 全30チームの中で唯一白星のなかったレイカーズは、地元ロサンゼルス(カリフォルニア州)でナゲッツを121―110(前半55―51)で退けて開幕6戦目でようやく初勝利。本拠をミネアポリス(ミネソタ州)に置いていた1957年以来となる開幕7連敗のワースト記録の更新は6戦目で免れた。リーグ最下位に沈んでいるFG成功率(41・6%)、3点シュート成功率(23・7%)、チーム得点(102・2)はこの日、47・9%、43・%、121点でいずれも上回った形。下から2番目だったターンオーバー数(1試合平均16・0)も8回に抑え込んでナゲッツを振り切った。

 レブロン・ジェームズ(37)は26得点、6リバウンド、8アシスト。カリーム・アブドゥルジャバー(元レイカーズほか)が保持している通算得点記録(3万8387)まではあと1170点となった。腰を痛めているアンソニー・デービス(29)も23得点、15リバウンドを稼ぎ、14年ぶりにベンチプレーヤーに回っているラッセル・ウエストブルック(33)も18得点、8リバウンド、8アシストと奮闘。今季から指揮を執るダービン・ハム新監督(49)は記念すべき“1勝目”を挙げた。

 マジックに勝ったキャバリアーズは5連勝。ロケッツを下したサンズは4連勝を飾っている。

 <30日の結果>
ペリカンズ(4勝2敗)112―91*クリッパーズ(2勝4敗)
*セルティクス(4勝2敗)112―94*ウィザーズ(3勝3敗)
*キャバリアーズ(5勝1敗)121―108ニックス(3勝3敗)
*ピストンズ(2勝5敗)128―114ウォリアーズ(3勝4敗)
*スパーズ(5勝2敗)107―98ティンバーウルブス(4勝3敗)
*マーベリクス(3勝3敗)114―105マジック(1勝6敗)
*サンズ(5勝1敗)124―109ロケッツ(1勝6敗)
*レイカーズ(1勝5敗)121―110ナゲッツ(4勝3敗)
 *はホームチーム

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