しまだ大井川マラソン 男子・曽宮、女子・松井が初V

[ 2022年10月31日 04:11 ]

<しまだ大井川マラソンinリバティ>フルマラソンの部でそれぞれ優勝を果たし、笑顔を見せる曽宮と松井(撮影・河野 光希)
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 「第14回しまだ大井川マラソンinリバティ」(スポニチ共催)は30日、静岡県島田市第三小前をスタートし、大井川沿いのマラソン専用コース「リバティ」を経て同市陸上競技場をゴールとする42・195キロなどに6456人がエントリーして行われた。男子フルマラソンは曽宮道(そみや・とおる、42=静岡)が2時間26分25秒、女子フルマラソンは松井美來(みくる、24=静岡)が2時間56分10秒でそれぞれ初優勝。10キロ男子は滑(なめら)和也(35=北海道)が30分32秒、女子は磯部元美(40=静岡)が37分8秒でともに初優勝。大会アドバイザーの千葉真子さん(46)らが参加し、盛り上げた。(詳細は11月2日付紙面に掲載予定)。

 ≪30キロ過ぎに奪首≫男子フルは3年ぶりの開催となったレースで、曽宮が強さを発揮した。序盤から2番手につけ、30キロ過ぎにトップに立つ展開に「地元(島田市)でフルマラソン初タイトル。うれしいです」と喜んだ。千葉・流通経大柏高時代は陸上部。その後は競技から離れたが、30歳でダイエットを目的にランニングを再開。現在は島田市内で工場に勤務しながら汗を流している。

 ≪2分3秒差圧勝≫女子フルで松井は2位に2分3秒差をつける圧勝に「調子が良くて序盤に突っ込んだ」と振り返った。小学4年で競技を始め、浜松商陸上部では県大会などで活躍。現在は管理栄養士として働きながら実力を磨いている。「今後はいろいろな大会に出たい」と話し、12月のジュビロ磐田メモリアルマラソン、来年3月の名古屋ウィメンズマラソンなどに出場予定という。

 ≪男子滑が大会新≫男女10キロで男子は初出場の滑が、大会記録を42秒も更新し優勝を飾った。「新記録を出せてビックリ。ゆっくり入り後半3キロからペースを上げる、狙い通りの走りができた」と満足げ。11月に出場する東日本実業団駅伝に弾みをつけた。女子は、トップを独走した磯部が初出場で初優勝。苦手の暑さにも耐え「最後まで粘れることができた」とレースを振り返った。一方で「目標の37分を切りたかった。悔しい」と満足はしていなかった。

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2022年10月31日のニュース