NBAジャズとレイカーズの間でトレードが成立 パトリック・ベバリーがレイカーズへ移籍

[ 2022年8月26日 10:22 ]

昨季はティンバーウルブスでプレーしたパトリック・ベバリー(AP)
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 NBAレイカーズとジャズとの間で25日、トレードが成立。ジャズはセンターのルディー・ゴベア(30)をティンバーウルブスにトレードした際に獲得した5選手のうちの1人で、クリッパーズ時代にオール・ディフェンシブ・チームに3回(ファースト1回、セカンド2回)選出されているガードのパトリック・ベバリー(34)を放出し、レイカーズからテーレン・ホートンタッカー(21)のスタンリー・ジョンソン(26)の2選手を獲得した。

 ベバリーは昨季ティンバーウルブスで58試合に出場(先発54試合)して9・2得点、4・1リバウンド、4・6アシストをマーク。執ようなまでに相手選手に食い下がる荒々しいディフェンスが持ち味で、ファンの間での人気も高い選手だった。

 ただしレイカーズのラッセル・ウエストブルック(33)とは数々の因縁があることで有名。ウエストブルックがサンダー、ベバリーがロケッツに在籍していた2013年のプレーオフ1回戦では、タイムアウトがコールされた直後にベバリーがウエストブルックに衝突。この接触プレーでウエストブルックは右膝の半月板を断裂し、以後のプレーオフは欠場となった。

 ウエストブルックは「あれはディフェンスじゃない。ただ走り回っているだけ」とベバリーのプレースタイルを全否定。一方、ベバリーは昨季にウエストブルックのパスをインターセプトした際「TRASH(クズだ!)」と2度もののしっており、レイカーズでチームメートとなるかつての“宿敵”とお互いにどのように向かい合うのかが注目されている。

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2022年8月26日のニュース