NBAサンダーの新人ホルムグレンが右脚の負傷で手術へ 今季出場は絶望 ドラフト全体2番目指名

[ 2022年8月26日 09:34 ]

サマーリーグのプロアマ大会でレイカーズのジェームズとマッチアップしたホルムグレン(AP)
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 6月のNBAドラフトで全体2番目にサンダーに指名されたゴンザガ大出身のフォワード、チェット・ホルムグレン(20=213センチ、88キロ)の今季出場が絶望となった。

 同選手は20日にワシントン州シアトルで行われたプロアマ・リーグ(クロウズオーバー)の試合に出場。このリーグはシアトル出身でNBAで20シーズンにわたって9チームでプレーし、シックスマン賞を3回受賞しているジャマール・クロフォード氏(42)が設立したローカルエリアでのプロアマ・リーグで、この日はレイカーズのレブロン・ジェームズ(38)やセルティクスのジェイソン・テータム(24)といったNBAのトッププレーヤーも参加していた。

 ホルムグレンは相手の速攻でジェームズをマークした際に右脚を負傷。検査を受けた結果、甲の部分にある中足部の骨折もしくは脱臼とされている「リスフラン関節損傷」と診断され、手術が必要になったことから10月19日に開幕する2022年シーズンでの出場を断念する事態となった。

 ウィザーズの八村塁(24)の母校でもあるゴンザガ大出身のホルムグレンは1年生だった昨季、32試合に出場して14・1得点、9・9リバウンド、3・7ブロックショットをマーク。2021年開催のU―19W杯で優勝した米国代表メンバーでもあり、ドラフトではトップ指名の候補でもあった。

 全体2番目に指名したサンダーは昨季24勝58敗。2季連続で勝率は4割に届いておらず、新人ながら今季の年俸が989万ドル(約13億5000万円)に達しているホルムグレンに期待がかかっていたが、“金の卵”のNBAデビューは来季までおあずけとなってしまった。

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