ラムズとベンガルズの選手が合同練習中に乱闘 スーパーボウルで対戦したチーム同士のトラブル

[ 2022年8月26日 12:49 ]

相手選手のヘルメットを振り回すラムズのDTウィリアムス(AP)
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 きのうの敵はきょうも敵?今年2月のスーパーボウルで対戦したラムズとベンガルズの両軍選手が26日にシンシナティ(オハイオ州)で実施された実戦形式の合同練習で乱闘を演じ、練習はこの時点で打ち切りとなった。

 AP通信によれば、乱闘の発端となったのはベンガルズのQBジョー・バーロウ(25)がWRジャマー・チェイス(22)にロングパスを通したプレー。このときベンガルズのOTラエル・コリンズ(29=193センチ、142キロ)が、年間最優秀守備選手に3回選出されているラムズのDTアーロン・ドナルド(31=185センチ、127キロ)の突進をブロックした。

 そして次のプレーでコリンズとラムズのLBレナード・フロイド(29=196センチ、109キロ)がもみ合いとなり、相手選手のヘルメットを引きはがしたドナルドは地面に倒されて激怒。乱闘はエスカレートし、フィールド中央では怒号が飛び交った。

 2月13日のスーパーボウルではラムズが23―20でベンガルズに勝って22年ぶり2度目の優勝。両者は27日、ベンガルズの地元でもあるシンシナティでプレシーズン・ゲームの最終戦を行う予定で、この日が合同練習の2日目だった。

 NFLは合同練習中の罰則規定を設けていないが、リーグ関係者は度を超えた行為とあってなんらかの処分を科す可能性を示唆。ベンガルズのザック・テイラー監督(39)は「2日連続での合同練習とあって気持ちが高ぶりすぎていたのだろう」とコメントしている。 

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