ラグビー女子日本代表・佐藤優奈、アイルランド戦へ調整「激しく前に出続ける」　仙台育英からは刺激

前日練習後に会見に出席したラグビー女子日本代表の佐藤　
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　ラグビー女子で世界ランキング13位の日本代表は27日に太陽生命チャレンジシリーズとして、東京・秩父宮ラグビー場で同6位のアイルランド代表と対戦する。26日には試合会場で前日練習を公開。肩の負傷から復帰し、4番で先発するロック佐藤優奈（23＝東京山九フェニックス）は今夏のテストマッチ初出場に向け、汗を流した。

　4試合組まれた今夏の国内テストマッチ。佐藤は最終戦に照準を合わせて調整してきた。現在の肩の状態は「100％」。試合に出場するのは5月1日のフィジー戦（オーストラリア）以来、約4カ月ぶりだが「やることはいつもと変わらず、激しく前に出続けるように頑張りたい」と意気込んだ。

　地元のパワーを受け取った。宮城県出身で、夏の甲子園で優勝した仙台育英に「刺激を受けた」という。地元が歓喜する様子に「私も宮城出身として宮城の方々に良い報告をしたい」と力に変えている。

　20日のアイルランド戦では、一時15点リードするも22―57で大敗し、通算対戦成績は日本の6戦全敗。今夏の最終戦で同国から初白星を狙う。佐藤は「強みは運動量。相手に絡んで流れを変えられるところ」という武器で、今秋のW杯ニュージーランド大会へ弾みをつける。