かなだいが描く新しいラテンの世界　26日開幕「フレンズ・オン・アイス」公開リハ

華麗な演技を披露する高橋、村元ペア（撮影・木村　揚輔）
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　26日に始まるフィギュアスケートのアイスショー「フレンズ・オン・アイス」の公開リハーサルは25日、会場のコーセー新横浜スケートセンターで行われ、現役続行を決めたアイスダンスの村元哉中、高橋大輔組（関大KFSC）が今公演で今季のリズムダンス（RD）の新プログラムを初披露することを明かした。

　この日は新たなショーナンバー「Love　Goes」を演じたが、公式SNSでは新RDの動画を公開。「Conga　and　Rhythm　is　Gonna　Get　You」など3曲を組み合わせたラテンをテーマとしたもので、振り付けにはストリート系の要素も盛り込んだ。村元は「見たことのないラテンのプログラムを作りたいなと思った」と説明。高橋は「僕たちらしい雰囲気を出せると思う」と自信を示した。

　《宇野「自分を磨く場に」》3月の世界選手権を制した宇野昌磨（トヨタ自動車）は新エキシビションナンバー「Padam，Padam」を披露した。かつて指導を受けた樋口美穂子氏が振り付けを担当。宇野は「競技にもすぐ使えるような構成」とし、ショートプログラム（SP）の候補とすることも視野に入れるという。公演に向け「ショーという、楽しむ、楽しんでいただく場ではあるけど、自分を磨く場にもしたい」と表情を引き締めた。