全米女子アマ女王・馬場が好調7位浮上&日本も4位←13位「明日もスコアボードに載るよう頑張る」

[ 2022年8月26日 01:51 ]

グリーン上でボールの行方を見つめる馬場咲希
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 女子ゴルフの世界女子アマチュアチーム選手権は25日、フランスのル・ゴルフ・ナショナル(6371ヤード、パー71)、サンノムラブラテシュ(6160ヤード、パー72)で第2ラウンドを行った。

 初日個人戦63位と出遅れた全米女子アマチュア選手権の覇者・馬場咲希(17=日本ウェルネス高2年)はサンノムラブラテシュを回って6バーディー、1ボギーの67をマークし、通算2アンダー、7位へと一気に順位を上げた。
 36位からスタートした橋本美月(19=東北福祉大2年)は4バーディー、3ボギーの71で回り、通算イーブンパーの19位。22位からスタートした上田澪空(みく、17=共立女子二高2年)は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの74とスコアを落とし、通算2オーバーの27位に後退した。
 馬場の巻き返しにより日本は団体戦で初日の13位から通算5アンダーの4位へと順位を上げた。スウェーデンが通算9アンダーで首位に立っている。

 大会2日目の馬場は日本勢2人目としてサンノムラブラテシュの10番から巻き返しを誓ってスタートした。

 「悪いイメージを振り切って、切り替えて頑張ります」

 初日の上がり2ホールで1メートル弱のパットを立て続けに外して3オーバー。この嫌なムードを引きずらないよう「パターを打つ時は自信を持って」と前夜、心の中を整理し、ブレが生じていたドライバーショットにも修正を加えた。

 するとこれが17歳の反発力。10番で幸先良くバーディーを奪うと同組で回る世界アマチュアランク3位レイチェル・ヘック(米国)との会話も楽しみながら6バーディー。好調なアイアンショットを武器に個人戦の順位を通算2アンダーの7位まで上げ、日本代表として初めて参加する大会で日本を4位へ押し上げた。
 「最終ホールのリーダーボードを見て、ジャパンの文字がきたので、明日もスコアボードに載るように頑張りたいです」
 初日の平均スコアはサンノムラブラテシュ3・7865オーバーに対してル・ゴルフ・ナショナルは6・0128オーバー。難易度の低い伸ばし合い必至のコースで狙い通りの巻き返しを決めた。

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