桐生祥秀「違和感なくこの場に立てている」日本選手権100Mへ右太腿裏の回復強調

[ 2022年6月8日 16:41 ]

会見後に撮影に応じる桐生
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 9日から始まる陸上日本選手権の前日会見が8日、大阪・ヨドコウ桜スタジアムで行われた。男子100メートル元日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)は2年ぶり3度目の頂点へ「節目の東京五輪から新たなスタートの年。しっかり10秒05(世界選手権参加標準記録)を目指しながら走りたい」と意気込んだ。

 4月の出雲陸上を10秒18で制したが、右太腿裏の違和感で織田記念国際、セイコー・ゴールデングランプリを欠場。「焦りはなかった。しっかり治して自分の走りをする」とし、「いつも通りの練習ができて、違和感なくこの場に立てている」と回復を強調した。

 日本選手権は14年、20年を2度制覇。「いつものイメージで準備して日本選手権に来た」と平常心で臨む。参加標準記録を突破し、7月の世界選手権(米オレゴン州)での活躍も視野に「まだまだベストが数年出てない。世界との差はある。試合を重ねてタイムを出すのが僕の仕事」と話した。

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2022年6月8日のニュース