ラグビー日本代表の李承信 代表初キャップ獲得へ田村優、堀江から大きな学び

[ 2022年6月8日 14:23 ]

日本代表合宿に参加した神戸のSO李承信(写真提供:日本ラグビーフットボール協会)
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 ラグビー日本代表に初選出された神戸のSO李承信(21)が8日、代表合宿中の宮崎県宮崎市でオンライン会見し「初キャップを獲れるチャンスがすぐそこにあると思うので毎日チャレンジしてそのチャンスをしっかりモノにできるように頑張りたい」と6月18日(東京・秩父宮ラグビー場)、25日(福岡・ミクニワールドスタジアム北九州)のウルグアイ代表戦出場へ向けて意欲を語った。

 先月から続く日本代表候補及び代表合宿で李が最も大きな学びを得たのは日本代表キャップ68のSO田村優(33=横浜)と同66キャップのフッカー堀江翔太(36=埼玉)の2人。

 同じ10番を背負う田村からは主に「パスとキックのスキル」、「日本代表に合ったSOのスタイル」、「10番だけでなく12番でもしっかりプレーできるようになること」の3点。

 李が「レジェンド。いっしょにプレーするだけで自分も成長できるなって感じました」と畏敬する堀江からはFWとバックスの連係力を高める「話す力の大切さ」を学んだ。

 コンディション不良などのため昨秋、日本代表の10番を背負った松田力也(28=埼玉)は招集されず、田村もナショナル・ディベロップメント・スコッド(NDS)に回った。今回の日本代表合宿で李が10番を争うのは李と同じく代表キャップを持たない中尾隼太(27=BL東京)と山沢拓也(27=埼玉)の2人。「試されてるというのが凄く伝わってきてます」という李。狭いスペースをフットワークを生かして突破する強みのボールキャリーで代表初キャップをつかみたい。

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2022年6月8日のニュース