新規大会「ASO飯塚チャレンジド」初代王者へ、自宅は車で10分、小田孔明は地の利を生かす

[ 2022年6月8日 16:10 ]

小田孔明
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 男子ゴルフツアー新規大会の「ASO飯塚チャレンジド」はあす9日、福岡・麻生飯塚ゴルフGC(6809ヤード、パー72)で開幕する。地元飯塚市の在住で前日7日に44歳の誕生日を迎えたジャパンゴルフツアー選手会副会長の小田孔明(フリー)は静かに、だが虎視眈々(たんたん)と初代王者を狙う。

 まさに「地の利」を生かした4日間となりそうだ。今回、拠点となるのは「混んでなければ(車で)10分」という自宅から。ホテルでは眠りが浅いという小田もこの日は遅刻しそうになるほど熟睡できた。誕生日だった前日には家族にキャディー、トレーナーを加え、バーベキューパーティーで盛大な祝福も受けた。全てが地元ならでは。準備は万端と言っていい。

 麻生飯塚GCは小学生時代から知る。「グリーンもいろんな傾斜がある。まずはフェアウエーに置いて同じ面に乗せる攻略をしないと。ガンガン攻めるだ。けでは駄目なコース」と話す。14年賞金王も44歳。新規大会での初代王者には「狙いたいですけど今の子たちはうまいですから。あまり意気込んでもよくない。普通に回りながら優勝争いできたら頑張りたい。自分の体とゴルフを見ながら4日間戦いたい」。ベテランらしい達観した口調に地元Vへの意欲をにじませていた。

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2022年6月8日のニュース