日本女子 ベスト8進出 エース山口まさかの敗戦も動じず

[ 2022年5月12日 05:30 ]

1次リーグのインドネシア戦でプレーする女子シングルスの山口
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 バドミントンの国・地域別対抗戦女子ユーバー杯・男子トマス杯第4日は1次リーグが11日にバンコクで行われ、A組の日本女子はインドネシアを4―1で破って3戦全勝とし、同組1位での8強入りを決めた。12日の準々決勝では台湾と対戦する。日本はシングルスで山口茜(再春館製薬所)が敗れた後、高橋沙也加(BIPROGY)と郡司莉子(再春館製薬所)、ダブルスの志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)と福島由紀(丸杉)松本麻佑(北都銀行)組で勝利を重ねた。

 《“一丸”でカバー》まさかの展開にも動じなかった。世界ランキング1位のエース山口がストレート負け。2試合目のダブルスに臨んだ志田、松山組はコート内で声を掛け合って競り勝ち、勝敗をタイとすると、次のシングルスの高橋は21―9、21―5と圧倒し、逆転勝利へ道筋をつけた。「誰かが負けるのは仕方ないこと。次に出る人たちでカバーでき、山口選手の負けを取り返すことができてよかった」と涼しい表情。2大会ぶりの頂点に向け、高橋は「一体感はどこのチームにも負けていない」と自信を深めた様子だった。

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2022年5月12日のニュース