大阪エヴェッサ 天日謙作ヘッドコーチの退任を発表 主力選手の故障相次ぎ西地区8位

[ 2022年5月12日 16:11 ]

大阪エヴェッサ・天日ヘッドコーチ
Photo By スポニチ

 B1リーグの大阪エヴェッサは12日、天日謙作ヘッドコーチ(55)の退任を発表した。

 大阪エヴェッサは今季、主力選手の故障が相次ぎレギュラーシーズンを21勝36敗の西地区8位に終わっていた。天日ヘッドはチームを通し「3シーズン、温かい応援をいただきありがとうございました」とコメントした。

 ▼阿部達也ゼネラルマネジャー 天日ヘッドコーチと過ごした3年間はとても濃厚で刺激的でした。就任1年目は最終日の前日まで西地区首位で最終的には琉球に逆転を許し西の2位でした。2年目は大病を患い長期療養をしていましたが、後半復帰し三河との激戦を制して西地区2位でチャンピオンシップをホームで戦うことができました。最終年度の今シーズンはケガ人が多く規定人数最少の8人で臨む試合が多く、ポイントガード陣の不足をやりくりしての試合が続きました。一番の思い出は、2年目の入院中にお見舞いにいったところ、こちらの心配をよそにリハビリの先生の指導をオーバーするくらい元気にトレーニングに励んでいる姿をみたことです。入院中もほぼ毎日メールや電話でチームのことを話しました。自分の健康のこともありながらもチームを最優先に思う気持ちを感じるとともに本当に心底バスケットボールが好きなんだと感じました。天日ヘッドコーチからバスケがなくなってしまうといけない、ヘッドコーチが戻るまでにしっかり順位をキープしておこうとチーム一丸で踏ん張りました。今季で契約は満了となり同じチームではなくなりますが、お互いこの業界にいると思います。3年間ありがとうございました。天日ヘッドコーチのますますのご活躍を祈願しています。

続きを表示

2022年5月12日のニュース