紺野美沙子さん 横審“初仕事”「新横綱の誕生の瞬間を想像しただけでも本当にワクワクします」

[ 2022年5月12日 21:36 ]

視察するこ横審・高村委員長(左)と紺野美沙子委員(右)=撮影・郡司 修
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 日本相撲協会の諮問機関である横綱審議委員会(横審)の新委員となった俳優の紺野美沙子さんが12日、両国国技館で行われた横審の本場所総見に高村正彦委員長(元自民党副総裁)、元文部科学副大臣の池坊保子さんらと参加した。

 
 横審委員としては初仕事となった紺野さんは打ち出し後に代表取材に応じ「ファン代表と言ってはおこがましいが、一ファンの目線で大相撲が発展していくように尽力していく」と抱負。「新横綱の誕生の瞬間に立ち合いたいですし、その瞬間を想像しただけでも本当にワクワクします。早く新横綱を推挙したい。強くてたくましい横綱に出てきてほしいです」と新たな横綱誕生を熱望した。結びで快勝した照ノ富士には「どん底から復帰した横綱ですから、少しでも長く務めていただきたいと応援しています。調子も上がってきて、優勝争いにも絡んでくれそうです」と期待した。

 女性の横審委員は2000年9月から10年1月まで務めた内館牧子さん(脚本家)以来で、2人同時に名を連ねるのは初めて。紺野さんは19年から21年まで協会設置の「大相撲の継承発展を考える有識者会議」で委員を務め、池坊さんは今年3月まで協会の評議員だった。

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2022年5月12日のニュース