初の東大出身力士・須山 新弟子検査合格「淡々と頑張っていこうと思う」

[ 2022年5月9日 05:30 ]

東大から初の力士になった須山
Photo By 共同

 日本相撲協会は8日、夏場所の新弟子検査の合格者8人を発表。須山穂嵩(24=木瀬部屋)も合格し、東大から初の力士誕生が正式に決まった。10日から始まる前相撲で初土俵を踏む。

 埼玉・市浦和高出身の須山は文学部の4年生。4月15日の体格検査は1メートル80、104キロでパスし、内臓検査の結果を待っていた。前例のない挑戦で「変わらず一日一日、淡々と頑張っていこうと思う」と意気込む。入門から約1カ月となり「兄弟子にも優しくしてもらっているので、ちょっとずつ慣れている」と話した。国立大出身の力士は、一の矢(琉球大)、弓の里(高知大中退)、舛名大(名大)に現役の三段目・庄司(埼玉大)がいる。

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2022年5月9日のニュース