照ノ富士の状態「先場所前より良い　気合入っている」伊勢ケ浜親方が評価

野見宿禰神社で奉納土俵入りを行った照ノ富士（日本相撲協会提供）
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　日本相撲協会は6日、大相撲夏場所（8日初日、東京・両国国技館）の取組編成会議を開き、初日の幕内と十両、2日目の幕内の取組を発表した。横綱・照ノ富士（30＝伊勢ケ浜部屋）は初日に先場所敗れた大栄翔と、2日目に高安と対戦する。

　伊勢ケ浜審判部長（元横綱・旭富士）は、出場を決めた横綱について「先場所の場所前よりは良い。自分から出稽古行くぐらいだから気合入っている」と状態が良好であることを明かした。初日から難敵を迎え撃つことになったが、同部長は弟子の底力を信頼し、不安要素は口にしなかった。照ノ富士は春場所、左膝と右かかとを痛めて横綱昇進後初の途中休場。4月24日には自ら志願して合同稽古に参加し11番の申し合い稽古を行っていた。

　この日は東京都墨田区の野見宿禰（のみのすくね）神社で横綱土俵入りを奉納。本来は横綱昇進後の最初の東京場所前に行うが、コロナ禍のため延期となっていた。

▽初日　幕内取組

　荒篤山　　―　輝
　翠富士　　―　一山本
　東龍　　　―　豊山
　王鵬　　　―　明生
　千代大龍　―　佐田の海
　妙義龍　　―　千代翔馬
　碧山　　　―　錦木
　隠岐の海　―　栃ノ心
　琴勝峰　　―　照強
　志摩ノ海　―　琴恵光
　宝富士　　―　若元春
　宇良　　　―　翔猿
　阿武咲　　―　隆の勝
　豊昇龍　　―　遠藤
　玉鷲　　　―　阿炎
　若隆景　　―　北勝富士
　琴ノ若　　―　貴景勝
　霧馬山　　―　正代
　御嶽海　　―　高安
　照ノ富士　―　大栄翔

▽初日　十両取組

　貴健斗　　―　美ノ海
　千代嵐　　―　栃丸
　松鳳山　　―　熱海富士
　平戸海　　―　大翔丸
　島津海　　―　武将山
　魁勝　　　―　魁聖
　徳勝龍　　―　朝乃若
　炎鵬　　　―　矢後
　大奄美　　―　錦富士
　北の若　　―　大翔鵬
　天空海　　―　東白龍

▽2日目　幕内取組

　輝　　　　―　翠富士
　荒篤山　　―　一山本
　王鵬　　　―　東龍
　豊山　　　―　明生
　妙義龍　　―　千代大龍
　佐田の海　―　千代翔馬
　隠岐の海　―　碧山
　錦木　　　―　栃ノ心
　志摩ノ海　―　琴勝峰
　照強　　　―　琴恵光
　宇良　　　―　宝富士
　若元春　　―　翔猿
　遠藤　　　―　阿武咲
　隆の勝　　―　大栄翔
　若隆景　　―　玉鷲
　北勝富士　―　阿炎
　御嶽海　　―　豊昇龍
　霧馬山　　―　貴景勝
　琴ノ若　　―　正代
　照ノ富士　―　高安