引退・三好南穂がMVP「最後に最高の賞」 Wリーグ・オールスター2年ぶり開催

[ 2022年5月6日 05:30 ]

2年ぶりに開催されたWリーグオールスター(c)Wリーグ
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 バスケットボールのWリーグ・オールスターが満員となる2557人の観衆を集めて2年ぶりに東京・代々木第2体育館で開催され、Team原宿が延長戦の末にTeam渋谷に92―86で競り勝った。この試合を最後に現役引退する三好南穂(28=トヨタ自動車)が20得点4アシストの活躍でMVPを獲得。当初は1月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。

 試合開始はこの試合を最後にともに現役引退する三好(Team原宿)と篠崎(Team渋谷)の2人のティップオフ。ガード同士の異例のジャンプボールで幕を開けた。三好は6本の3点シュートを決めるなど20得点の活躍で勝利に貢献。MVPに輝き「最後に最高の賞を頂けて光栄。最高のバスケットボール人生でした」と笑顔を見せた。

 Team渋谷は第2Qのタイムアウト中に選手がパンストをかぶるパフォーマンス。ハーフタイムには渡嘉敷が相手の円陣に入る“スパイ行為”で会場を盛り上げた。鵜沢ヘッドコーチは第4Qに選手の用意したブラジリアンワックスで鼻毛を処理。Team原宿の馬瓜エ主将は「面白さでは完敗しました」と悔しがった。

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2022年5月6日のニュース