五島莉乃「優勝目指す」小林成美「我慢比べ勝つ」世陸切符懸け7日に日本選手権1万m

[ 2022年5月6日 15:58 ]

五島莉乃
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 7日に行われる陸上の日本選手権1万メートルの前日会見が6日、会場の国立競技場で行われ、女子で7月の世界選手権(米オレゴン州)の参加標準記録を突破している五島莉乃(資生堂)、小林成美(名城大)が出席した。

 五島は「今まで準備してきたことが発揮できるように。今できる一番のパフォーマンスが出るように頑張る」と抱負を述べ、「走るからには優勝目指して走りたい。強みは積極的にレースを進めることやある程度のペースで押していけるところ。それを生かせるレースができたら」と語った。小林は「世界の舞台で戦ったことがないのでチャンスをつかみ取りたい」と意気込み「順位争いのレースがメイン。我慢比べに勝てるようにしたい」と展開を描いた。

 男女とも参加標準記録の突破者が今大会3位以内に入ると、世界選手権代表に一発内定。女子の参加標準記録突破者は五島、小林のほか日本歴代2位の記録を持つ不破聖衣来(拓大)、東京五輪7位入賞の弘中璃梨佳(日本郵政グループ)がいる。不破は右足アキレス腱の周囲炎などで長期離脱していたが、6日の時点で棄権はしていない。

 男子では日本歴代2位の記録を持ち、参加標準記録を突破した田沢廉(駒大)、日本記録保持者で東京五輪代表代表の相沢晃(旭化成)、同代表の伊藤達彦(ホンダ)らがエントリーしている。

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2022年5月6日のニュース