ラグビーリーグワン1部自動昇格へ自信の東上 日本代表フィフィタ「今週でラグビー人生が変わる」

[ 2022年5月6日 17:47 ]

1部への自動昇格を懸けた相模原戦を前に意気込みを語る花園の日本代表CTBシオサイア・フィフィタ
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 ラグビーリーグワン2部の花園(旧近鉄)は8日午後0時から1部自動昇格を懸けて相模原(旧三菱重工)と東京・秩父宮で対戦する。

 リーグ戦上位3チームが総当たりで戦う順位決定戦は
(1)花園(勝ち点5)
(2)三重(旧ホンダ=勝ち点4)
(3)相模原(勝ち点1)

 花園がたとえ相模原に敗れたとしてもボーナス点として勝ち点1を獲得する7点差以内の負けであれば、1位が確定し、2017―18年シーズン以来の1部昇格が決まるが、そんなエンディングを思い描いている選手、スタッフは誰一人としていない。

 オーストラリア代表SOクウェイド・クーパー(34)は今季66得点を叩き出し、2部得点王レースのトップを快走している。加えて前節三重戦を大事を取って欠場したロック、サナイラ・ワクァ(26)が相模原戦には元気に復帰。今季9トライで並ぶWTB木村朋也(24)、WTB片岡涼亮(24)、CTBシオサイア・フィフィタ(23)のトライ・ランキング首位カルテットが先発でそろい踏みする。リーグ戦で1試合平均50・2得点を挙げた破壊力抜群の近鉄ラグビーを前面に押し出す構えでいる。

 日本代表でもあるトライ王カルテット一人フィフィタは「自分が代表デビューした時と同じような気持ち。楽しみでしょうがない。この1週間いい準備ができたと思うし、緊張する必要はない。勝って大阪に戻ってきます」と1部自動昇格へ自信満々。シーズン終了後の日本代表最終招集へ向け「これからのラグビー人生が今週で変わると思う」と気合い十分だった。

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2022年5月6日のニュース