松島 日本復帰の意向 新天地は「頭の中にある」 古巣・東京SGはラブコール

[ 2022年5月6日 05:30 ]

松島幸太朗
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 ラグビーのフランス1部リーグ、クレルモンに所属する日本代表バックスの松島幸太朗(29)が4日、インタビューに応じ、日本のリーグワンのチームで来季プレーする意向を示した。新たな移籍先は「まだ完全には決まってないが、大体頭の中にはある」と語った。

 今季で契約が満了するクレルモンからは残留を求められたが、結婚して子供が生まれたことを踏まえて「家族のことも考え、いったん日本に帰ることを決めた」と説明。2シーズンの挑戦を振り返って「キック、プレッシャーの下での判断力。強い当たりに耐えながらしっかりプレーできることや、試合に出続けるというタフさも身に付いた。シンプルに選手として成長できた。(通用した)手応えはある」と充実感を漂わせた。

 4月10日に右肩を脱臼し、全治8週間でリハビリに励んでいる。6、7月にテストマッチを予定する日本代表への参加は「早くなるかもしれないし、長引く可能性もある。(出場は)微妙なところ。ケガの状態を含めて考えたい」と話した。

 松島は日本で13年から20年まで、トップリーグのサントリー(現リーグワンの東京SG)に所属。東京SGの関係者は「戻ってきてくれるのであればうれしい」とラブコールを送った。

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2022年5月6日のニュース