渡辺雄太 NBA4季目振り返り「やっていける自信得られた」日本代表には「そこにモチベーションはある」

[ 2022年5月6日 12:17 ]

ラプターズの渡辺雄太(AP)
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 NBAラプターズの渡辺雄太(27)が6日、オンラインで取材に応じた。NBA4シーズン目となった21~22年を振り返り「終盤にローテーションから外れたのは悔しかったが、まだまだNBAでやっていけるという自信を得られたシーズンだった」と手応えを口にした。

 今季はレギュラーシーズン38試合に出場。平均4・3得点、2・4リバウンドで3点シュートの成功率は34・2%をマークした。開幕前のプレシーズンマッチで左ふくらはぎを負傷して、出遅れたが、昨年11月24日のグリズリーズ戦で復帰後はローテーション入り。同12月13日のキングス戦では12得点11リバウドを記録してNBAで初のダブルダブルを達成した。1月に新型コロナウイルスに感染して離脱。その後は出場機会が激減し昨季の成績(4・4得点、3・2リバウンド、40・0%)を上回ることはできなかったが「自分がローテーションの選手で試合に出てた時はある程度の数字を残せたし、数字に残らない部分でも活躍できた。あれは実力がないとできない。1試合、2試合ではなく一定の活躍ができたので自信につながった」と強調した。

 来季の所属チームは未定。昨夏の東京五輪で3戦全敗で1次リーグ敗退した日本代表にも言及し「五輪では悔しい思いをしたが、日本も確実に強くなっていると感じることはできた。自分は日本代表の選手でそこにモチベーションはある。夏の代表活動に参加するかは代表の方と話して決めたい」と語った。

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2022年5月6日のニュース