大西 自己ベスト62!初Vへ1差3位「今日は100点、明日は120点のゴルフを」

[ 2022年4月24日 05:30 ]

男子ゴルフツアー ISPSハンダ欧州・日本トーナメント第3日 ( 2022年4月23日    茨城県 PGM石岡GC=7071ヤード、パー71 )

10番、ティーショットを放つ大西(撮影・村上 大輔)
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 4打差の22位から出た大西魁斗(23=ZOZO)が1イーグル、7バーディー、ボギーなしの62で回り、通算17アンダーで首位と1打差の3位につけた。米国育ちのエリートは豪快なショットと好調なパットがかみ合い、ツアー初優勝を射程に捉えた。桂川有人(23=国際スポーツ振興協会)、J・デロスサントス(26=フィリピン)が通算18アンダーで首位に並んだ。

 最後はガッツポーズで締めくくった。大西は最終18番、グリーン奥のカラーから下りの6メートルを沈めた。「2パットでもいいと思ったのですが、うまくラインに乗ってくれた」。好調なパットを象徴するシーン。自己ベストの62をマークし、首位とは1打差。初Vへ「今日は100点、明日は120点のゴルフを!」と笑った。

 9歳で渡米。南カリフォルニア大時代にはメジャー2勝のコリン・モリカワらとしのぎを削り「オールアメリカン」にも選出されたエリートだ。丸山茂樹の長男・奨王と一緒に練習することから丸山のアドバイスも受け「結果は良くても悪くても受け入れる」は人生の教訓となった。この日はマネジメントの観点から「米国に似ている」と話すコースを攻略。伸ばし合いとなった大混戦で首位と1打差につけた。

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2022年4月24日のニュース