畑岡奈紗が通算11アンダー単独首位「いいラウンドだった」4打差をつけて最終日へ LAオープン

[ 2022年4月24日 10:59 ]

米女子ゴルフツアー DIOインプラントLAオープン第3日 ( 2022年4月23日    カリフォルニア州 ウィルシャーCC=6447ヤード、パー71 )

畑岡のティーショット(APs)
Photo By AP

 前日に日没サスペンデッドとなった第2ラウンド(R)の残りと第3Rが行われた。首位タイから第3Rをスタートした畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)が5バーディー、1ボギーの67と伸ばし、通算11アンダーで単独首位に立った。2位のハナ・グリーン(25=オーストラリア)とは4打差。昨年9月以来となる米通算6勝目、日米通算11勝目を目指す。

 畑岡は世界ランク1位の高真栄(韓国)と通算7アンダーで並んで迎えたムービングデー。一気に4つスコアを伸ばし、2位とは4打差と突き放した。ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ、「今日は前半からチャンスも多く、パッティングも良かったのでいいラウンドだったと思います」と納得の表情を浮かべた。

 2番でバーディーを先行させると、7番パー3で第1打をピン左2メートルにつける。9番では5メートルのスライスラインのバーディーパットを沈めきり、前半で3つスコアを伸ばして折り返した。後半はショットがさえた。12番でこの日唯一のボギーを叩いたが、14番パー4では第2打を1メートルにピタリ。終盤16番パー4では首位で並んでいた高真栄がボギーを叩く中、畑岡は2打目を1・5メートルに寄せてバーディーを奪い差を広げた。

 昨年9月のアーカンソー選手権以来、約7カ月ぶりの米通算6勝目を目指す最終日。日本のエースは「18ホール、楽しめたらいいなと思います」と自然体で言った。

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2022年4月24日のニュース