柔道アジア大会代表に大野将平、ウルフ・アロンらを選出

[ 2022年4月14日 21:04 ]

ウルフ・アロン
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 全日本柔道連盟は14日、9月のアジア大会(中国・杭州)の男子代表選手(100キロ超級を除く)を発表し、73キロ級に東京五輪金メダルの大野将平(旭化成)、100キロ級に同じく金メダリストのウルフ・アロン(了徳寺大職)ら計6人が選ばれた。6人は10月の世界選手権(ウズベキスタン・タシケント)代表の補欠も兼ねる。100キロ超級の代表は、今月29日の全日本選手権(東京・日本武道館)後の強化委員会で決定する。

 大野、ウルフは共に今月初旬に行われた世界選手権の最終選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権をケガのために欠場。五輪以降、8カ月以上実戦から遠ざかっている2人が選ばれるかが焦点となっていたが、国内外の大会成績や海外の強豪選手との対戦成績などが総合的に考慮された。

 選考会議後、会見に臨んだ鈴木桂治監督は「目標は全階級金メダル」と明言。世界選手権代表の選出に際しては選抜体重別の出場を重要視していたが、今回は出場できなかった2人を選出した。その理由については「五輪を終えた選手はモチベーションが大切。そういう環境を作り、さらなる強化をサポートするために選出した」と説明した。

 アジア大会柔道男子代表
◆60キロ級 永山 竜樹(了徳寺大職)
◆66キロ級 田中 龍馬(筑波大)
◆73キロ級 大野 将平(旭化成)
◆81キロ級 佐々木 健志(ALSOK)
◆90キロ級 村尾 三四郎(東海大)
◆100キロ級 ウルフ・アロン(了徳寺大職)

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2022年4月14日のニュース