ラグビー大阪　ファンデルヴァルトが今季初メンバー入りへ　アキレス腱断裂乗り越えた

取材後に写真撮影に応じるファンデルヴァルト
Photo By スポニチ

　ラグビーリーグワンの大阪に所属する日本代表キャップ18のヴィンピー・ファンデルヴァルト（33）が、16日のトヨタ戦（ヨドコウ）で今季初めてメンバー入りすることになった。14日に取材に応じ、リザーブに入ったことについて「凄く良い状態だし、自信を持っていける。この3年ぐらいの中では一番良い状態だよ」と笑顔を浮かべた。

　昨年9月の日本代表合宿中に右アキレス腱を断裂。母国南アフリカに帰国して手術を受けた。周りのサポートや懸命なリハビリもあって、当初の予定より約1カ月も早く戦列に戻ってきた。

　「南アフリカで一番と言われるドクターに手術をしてもらって、日本でもトレーナーやドクターの方にお世話になってきた」

　19年W杯で日本の8強入りに貢献した実力者。現在、チームは12チーム中10位と苦しんでいる中でも「トップ8を目指したい。2、3試合勝てば、ほかとは差がなくなる。そこに貢献したい」と言葉に力を込めた。