東京SG田村熙が明かすチームの変化「遠慮せずに話にいけるように」 PO見据え17日に静岡戦

[ 2022年4月14日 14:07 ]

オンライン取材に応じた東京SGの田村熙

 ラグビーリーグワンで首位を走る東京SG(旧サントリー)は、17日に第13節として静岡(旧ヤマハ発動機)戦(秩父宮)に臨む。レギュラーシーズンは、残り4試合。14日には、SO田村熙(28)がオンライン取材に応じ、「ファイナルに向けて細かいところ、精度を意識してやっていきたい」と意気込んだ。

 チームはここまで11勝1敗で、2位の埼玉(旧パナソニック)には勝ち点7差をつけ同51で首位。開幕から、新型コロナやケガの影響で出場選手が入れ替わる中でも好調を維持している。1月30日の第4節・BR東京(旧リコー)戦では、前節から先発10人を入れ替え、さらに退場もあって、一時14人でのプレーになっても逆転勝ち。田村は「若手選手のデビューや、(他の選手が)試合に出ているのを見て刺激になっている選手がいる」と切磋琢磨(せっさたくま)しつつ、誰が出ても勝利につながるように「準備はしっかりできている」と語った。

 また、チーム内の変化もあるという。今季はニュージーランド代表FBダミアン・マッケンジー(26)が加入。これまでは、スター選手が来ると若手は緊張していたというが「今は選手のまとまりが良く、グラウンドで意思疎通が取れて、誰が出ても、良い関係がつくれている。(外国人選手へ)遠慮せずに話にいけるようになったと感じている」と明かした。

 常に進化し続けるチームが狙うは新リーグ初代王者。田村は上位4チームによるプレーオフを見据えつつ「パフォーマンスをもっと上げなきゃなと思っている。(チームとしても)まだまだ成長できるところはある」と表情を引き締めた。

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2022年4月14日のニュース