NFLファルコンズがQBライアンをコルツに放出　前レイダースのQBマリオータと契約

ファルコンズからコルツに放出されたマット・ライアン（AP）
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　NFLファルコンズは2016年のシーズンMVPでスーパーボウル進出にも貢献したQBマット・ライアン（36）をドラフト2巡目指名権（全体82番目）との交換でコルツに放出。併せてレイダースからFAとなっていたQBマーカス・マリオータ（28）と2年、1875万ドル（約2200万円）で契約に合意した。

　AP通信やスポーツ専門局のESPNなどが報じているもので、5月17日で37歳になるライアンは2008年のドラフトで全体3番目に指名されてNFL入り。昨季までファルコンズ一筋に14シーズンにわたってプレーし、欠場したのはわずか3試合だった。11～20年にはパス獲得4000ヤード以上を10シーズン連続で記録。通算222試合で5万9735ヤード（歴代8位）と367TD（歴代9位）をマークしていた。

　2017年のスーパーボウルではトム・ブレイディー（現バッカニアーズ）のいたペイトリオッツと対戦。前半で28―3とリードしたが、ここから連続31失点を喫して延長の末に28―34で敗れてリーグ制覇を逃している。

　オレゴン大時代に年間最優秀選手に与えられるハイズマン賞を受賞しているマリオータは2015年のドラフトで全体2番目に指名されてNFL入り。タイタンズには5シーズン在籍し、2020年にレイダースにFAで移籍していた。

　コルツは昨季にイーグルスから移籍していたQBカーソン・ウェンツ（29）をすでにコマンダーズ（旧レッドスキンズ）に放出。実績のあるQB補強が急務となっていた。