若隆景　約2分の死闘制し自己最速勝ち越し「よく頑張れた」

大相撲春場所９日目 （ 2022年3月21日    エディオンアリーナ大阪 ）

若隆景（右）は逸ノ城を破る（撮影・後藤　正志）
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　若隆景も自己最速9日目での勝ち越しを決めた。右を深く差し、頭をつける体勢が長く続いたが、最後は力強かった。左おっつけで上体を起こし右のまわしを引きつけて206キロを寄り切った。

　約2分の相撲を制し1敗を死守し「しっかり我慢して下からの意識。よく頑張れた」と納得の弁。日を追うごとに存在感を示す新関脇は「体が動いているので、明日からもいい相撲を取りたい」と上位戦を見据えた。