ラプターズが4連勝 渡辺は出場機会なし Tウルブスのタウンズは今季リーグ最多の60得点

[ 2022年3月15日 14:30 ]

インタビューの最中にチームメートのラッセルから水をかけられるタウンズ(AP)
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 NBAは14日に各地で9試合を行い、東地区全体7位のラプターズは敵地ロサンゼルス(カリフォルニア州)で西地区全体9位のレイカーズを114―103(前半58―40)で退けて38勝30敗。一度もリードを許すことなく最大28点差をつけての快勝で、3連敗のあとは4連勝を飾った。

 この試合はロード6連戦の5試合目。プレーオフに無条件で進出できる下限となっている東地区全体6位のキャバリアーズとのゲーム差は、残り14試合となった段階で「1」となっている。

 レイカーズ戦ではゲイリー・トレントJR(23)がチーム最多の28得点、パスカル・シアカム(27)が27得点と11リバウンド、新人のスコッティー・バーンズ(20)が21得点と9リバウンドをマーク。10選手が出場したが渡辺雄太(27)に出番は回ってこなかった。

 なおラプターズは16日にクリッパーズと試合を行ってロード6連戦を締めくくる。

 後半戦に入って精彩を欠いているレイカーズは29勝39敗。レブロン・ジェームズ(37)が30得点を稼いだもののここ10戦で8敗目を喫した。

 西地区全体7位のティンバーウルブスは敵地サンアントニオ(テキサス州)でスパーズに149―139(前半73―75)で勝って40勝30敗。ここ9戦では8勝目を挙げ、同8位のクリッパーズには3・5ゲーム差をつけた。

 球宴の3点シュートコンテストで優勝したセンターのカールアンソニー・タウンズ(26)は36分の出場でフィールドゴール(FG)を31本中19本(うち3点シュートは11本中7本)、フリースローを16本中15本成功させてチーム新記録で今季リーグ最多の60得点をマーク。併せて17リバウンドも記録した。

 同選手のこれまでの自己最多得点は56。1試合で「60得点+17リバウンド以上」をクリアしたのは、2000年3月6日のクリッパーズ戦で61得点&23リバウンドを記録したシャキール・オニール(当時レイカーズ)以来、22シーズンぶりとなった。

 <14日の結果>
*キャバリアーズ(39勝29敗)120―111(延長)クリッパーズ(36勝35敗)
*ホークス(34勝34敗)122―113トレイルブレイザーズ(26勝41敗)
ナゲッツ(41勝28敗)114―110*76ers(41勝26敗)
ホーネッツ(34勝35敗)134―116*サンダー(20勝48敗)
ティンバーウルブス(40勝30敗)149―139*スパーズ(26勝43敗)
*ウォリアーズ(47勝22敗)126―112ウィザーズ(29勝38敗)
*キングス(25勝45敗)112―103ブルズ(41勝27敗)
バックス(43勝26敗)117―111*ジャズ(42勝26敗)
ラプターズ(38勝30敗)114―103*レイカーズ(29勝39敗)
 *はホームチーム

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