ウィザーズ4連敗 八村は3P2本成功で12得点 ウォリアーズのカリーはバースデーに47得点

[ 2022年3月15日 13:29 ]

ウォリアーズのカリーにマークされるウィザーズの八村(AP)
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 NBA東地区全体11位のウィザーズは14日、敵地サンフランシスコ(カリフォルニア州)で西地区全体3位のウォリアーズに112―126(前半57―73)で敗れて29勝38敗。リードしたのは第1Qの29秒間(1点)だけで、今ロードでは一度も勝てずに4連敗を喫した。

 八村塁(24)は18―17で迎えた第1Qの7分10秒にコートに登場。その1分後に右のコーナー付近から3点シュートを決めて初得点を挙げた。八村はこれで14試合連続で3点シュートを成功。第2Qの2分5秒には左サイドから2本目を沈め、複数本の成功は3試合連続今季11回目となった。

 後半に入ると、第3Q終了間際にプルアップでジャンプシュート、第4Q4分4秒にはペイント内でボールをもらってゴール下でシュートを決めると、このクオーターの6分35秒には速攻から両手でダンクを決めて12得点目。4試合連続今季15回目の2ケタ得点を記録した。

 結局この日は23分出場してフィールドゴール(FG)を7本中5本決め(うち3点シュートは2本とも成功)3リバウンド、1アシストもマーク。今季の3点シュートは67本中35本を成功させており、成功率は前日までの50・8%から52・2%に上昇した。

 マーベリクスから移籍して4戦目となったクリスタプス・ポルジンギス(26)が27分の出場でチーム最多の25得点。ケンタビアス・コールドウェルポープ(29)は19得点、カイル・クーズマ(26)は11得点と8リバウンドを稼いだが後半で勝機は見い出せなかった。

 ウィザーズは今季ロードで12勝21敗。16日には地元ワシントンDCで、この日東地区全体3位の76ersを114―110で下している西地区全体6位のナゲッツと顔を合わせる。

 ウォリアーズは5連敗のあと4連勝を飾って47勝22敗。この日34歳の誕生日を迎えたステフィン・カリーは35分の出場で47得点をマークした。3点シュートは14本中7本成功。2018年11月8日のバックス戦で4本すべて失敗して以来、3点シュートの連続成功記録は188試合に伸びた。

 カリーの今季自己最多は11月8日のホークス戦で記録した50得点。40得点以上は今季7回目となった。

 腰の故障から1月9日以来の実戦となったドレイモンド・グリーン(32)は20分の出場で6得点、7リバウンド、6アシストを記録。クレイ・トンプソン(32)とジョーダン・プール(22)はそれぞれ20得点をマークした。ホームでは今季29勝7敗。この日試合がなかった西地区全体2位のグリズリーズ(47勝22敗)とのゲーム差はなくなった。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場4分50秒=3得点)
(1)8分18秒・右コーナーから3点シュート=〇(アシスト・スミス)
(2)9分0秒・左エルボー付近からジャンプシュート×
 ▼第2Q(出場6分51秒=3得点)
(3)2分5秒・左サイドから3点シュート=〇(アシスト・コールドウェルポープ)
 ▼第3Q(出場4分17秒=2得点)
(4)11分26秒・右サイドからプルアップでジャンプシュート=〇
 ▼第4Q(出場7分13秒=4得点)
(5)2分19秒・右サイドからプルアップでジャンプシュート=×
(6)4分4秒・ペイント内でパスをもらってゴール下=〇(アシスト・スミス)
(7)6分35秒・速攻から両手でダンク=〇(アシスト・アブディヤ)

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