ウクライナ選手団、パラ選手村でロシア侵攻抗議集会 一部メディアにも公開の異例事態

[ 2022年3月11日 05:30 ]

北京冬季パラリンピックの選手村で、ロシアの侵攻に抗議し、拳を突き上げるウクライナ選手団
Photo By 共同

 北京冬季パラリンピックに参加しているウクライナ選手団が10日、河北省張家口の選手村でロシアの侵攻に抗議する集会を開いて、一部メディアに様子を公開した。

 選手団が大会期間中、政治的なメッセージを表明するのは異例。ウクライナ・パラリンピック委員会のスシケビッチ会長ら約30人が拳を突き上げ、約1分間黙とう。同氏は「皆さん、私の国で起こっているひどい戦争に目を向けてほしい。多数の犠牲者が出ている。子供や女性が生き延びるために、(国際社会の)団結が必要だ」と訴えた。

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