白井健三さん「非常に緊張」12日に内村航平の引退演技会

＜KOHEI　UCHIMURA　THE　FINAL前日練習＞笑顔を見せる白井氏　（撮影・白鳥　佳樹）
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　体操男子の内村航平（ジョイカル）の引退演技会となる「KOHEI　UCHIMURA　THE　FINAL」を12日に控え、16年リオデジャネイロ五輪団体金メダルメンバーの白井健三さんらが11日に会場の東京体育館で会見を行った。

　昨年、現役を引退しこの演技会では床運動と跳馬に出場する白井さんは「非常に緊張している」と話した。先月下旬からのナショナル合宿に白井さんはコーチ、内村はアスリートの立場で参加。内村からは「まだまだ動けるね」と声をかけてもらい、「覚悟が決まった」と言う。

　学生の指導に軸足を置く一方で、演技会に向けて調整を続けてきた。「努力が伝われば航平さんや見ている方もうれしい気持ちになると思うので、まだまだいけるというところを見せたい」と気合を入れた。

　床運動で演技する加藤凌平（コナミスポーツ）は「みんなを鼓舞するような演技ができたらいい」とし、「いい体操が見せられるように」と平行棒の田中佑典（同）。内村と同学年の山室光史（同）はつり輪に出場予定で、「恥ずかしくない演技をしないといけない」と話した。