低迷のラグビー神戸に救世主!南ア代表・アムが初合流「準備はバッチリ。出し切りたい」

[ 2022年3月11日 05:30 ]

ガッツポーズで撮影に応じるルカニョ・アム
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 ラグビーリーグワンの神戸に新加入した南アフリカ代表のCTBルカニョ・アム(28)が10日、チームの練習に初合流した。5日に来日してから隔離期間を経て、この日は別メニューで調整。最短でのデビューとなる20日の静岡戦に向けて「コンディションもつくってきている。準備はバッチリだよ」と自信の表情を浮かべた。

 同国代表キャップ23を誇り、日本で開催された19年W杯の優勝メンバー。そのW杯で日本の文化やラグビーに感銘を受けたといい、神戸からのオファーに「またとないチャンス」と応じた。既にスーパーラグビーのシャークスとの契約を25年まで延長しており、神戸に所属するのは今季限りとなる見通し。コロナ禍で来日が遅れた影響でプレー期間は約2カ月間となる。

 現在、チームは2勝6敗で12チーム中9位と低迷しており、短期間の所属ながらアムには救世主としての期待がかかる。「ここ(神戸)にいる間は持てるものを出し切りたい」と語る28歳が、苦しむ神戸を上位へと押し上げる。(西海 康平)

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2022年3月11日のニュース