池江璃花子 50メートルバタフライは2位で世界選手権代表入りはお預け

[ 2022年3月2日 16:51 ]

競泳国際大会日本代表選考会第1日 ( 2022年3月2日    東京辰巳国際水泳場 )

<女子50Mバタフライ決勝>2位でレースを終えた池江璃花子 (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 女子50メートルバタフライ決勝で池江璃花子(21=ルネサンス)は25秒78の2位にとどまり、6月の世界選手権(ブダペスト)代表内定は持ち越しとなった。

 池江は午前に行われた予選では25秒75をマークし、全体1位で午後の決勝に進出。その決勝ではスタートから優勝した相馬あい(ミキハウス)と競り合ったが、わずか0秒02差で競り負けた。世界選手権の派遣標準記録となっている25秒66も切れず、17年以来となる世界大会の個人種目代表入りを決められなかった。

 レース後に取材に応じた池江は、少し声を震わせながら「情けないレースをした。気持ちが空回りした」と肩を落とした。今大会には50メートルバタフライを含めて5種目にエントリー。昨夏の東京五輪では届かなかった個人種目での代表入りを目指し、あす3日の第2日は200メートル自由形に出場する。

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月2日のニュース