“みまひな”女子ダブルス最多タイ4連覇 早田は初の3冠へ王手 美誠「安心感ありました」

[ 2022年1月29日 15:42 ]

卓球・全日本選手権第6日 ( 2022年1月29日    東京体育館 )

<全日本卓球選手権 女子ダブルス決勝>優勝し喜ぶ伊藤(左)、早田組(撮影・西海健太郎)
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 女子ダブルスで伊藤美誠(スターツ)早田ひな(日本生命)組が4連覇を飾った。同種目の4連覇は神田絵美子・山下恵子組、藤井寛子・若宮三紗子組に続いて、最多タイ記録となった。

 準決勝で永尾尭子(サンリツ)南波侑里香(日本ペイントマレッツ)組を3―0で下すと、決勝では宋恵佳・成本綾海(中国電力)組との激闘を3―1で制した。

 第1ゲームは5―10と追い込まれながらも7連続ポイントを奪って、12―10と逆転で先取。第2ゲームは7―11と落とし、第3ゲームでも11―12と追い込まれたが“逆境”で力を発揮し3連続ポイントで14―12と逆転。その勢いのまま第4ゲームも11―5と制し、ゲームカウント3―1で史上3組目の4連覇を達成した。

 早田は張本智和(木下グループ)とのペアで混合ダブルスも優勝。シングルスでも30日の準決勝に進出し、自身初の3冠に王手をかけた。伊藤も準決勝に進んでおり、決勝で“みなひな”が激突する可能性がある。

 ▼伊藤美誠 1ゲーム目や3ゲーム目とか、すごい接戦でどちらが勝ってもおかしくない試合でしたけど、最後の苦しいなかでどう1本取るかっていうのが出来た。なので(早田と2人で)やってて安心感はありました。

 ▽早田ひな 自分たちの予想出来ないボールが入ってくる可能性があると思っていたので、その中でしっかりと調整して自分たちを見失わずに試合が出来たことが勝因かなと思います。

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