5月福岡、世界水泳は再延期 各国で予選会開けず、23年7月開催へ

[ 2022年1月25日 05:30 ]

福岡市役所に掲げられた世界水泳開催に関する垂れ幕=24日午後
Photo By 共同

 福岡市で5月に開催が予定されている水泳の世界選手権に関し、市は24日、国際水泳連盟から延期の連絡を受けたと発表した。大会は当初、2021年夏に予定されており、2度目の延期となる。新型コロナウイルスの感染拡大により、各国で予選会が開けなくなったことが原因。23年7月の開催を軸に調整を進めているという。

 大会は17日間で選手や関係者約2400人、観客約50万人の来場を見込む大イベント。仮設プールを設置するマリンメッセ福岡を主会場に、競泳やアーティスティックスイミング(AS)、飛び込みなどを行う計画となっている。高島宗一郎市長は24日の記者会見で「選手や大会を楽しみにしていたファンを考えると大変残念。気持ちを切り替え、また1年間準備をしていきたい」と話した。

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2022年1月25日のニュース