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御嶽海「フランクな大関になる」、近寄れないと言われたいが「僕の性格上、それは無理」

[ 2022年1月25日 05:30 ]

3度目の優勝から一夜明け、記者会見する関脇御嶽海(日本相撲協会提供)
Photo By 共同

 大相撲初場所で3度目の優勝を果たし、念願の大関昇進を確実にした関脇・御嶽海(29=出羽海部屋)が千秋楽から一夜明けた24日、東京都墨田区の所属部屋からリモート取材に応じた。改めて喜びをかみしめると同時に、強くて親しみやすい「フランク大関」を目指す決意を示した。26日の春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)番付編成会議と臨時理事会で昇進が正式に決まる。

 大きな黒目の人懐こい笑みに心境がよく表れていた。御嶽海は「3回目の優勝は凄くうれしかった。本当にうれしい」と相好を崩す。前夜0時ごろに床に就いたが、何度も目が覚め「寝たような寝ていないようなフワフワした感じ」。一夜明けても夢心地が続く中でメールやLINEなど「返しきれないぐらい」の祝福への対応に追われた。

 解放感に浸るばかりではない。直近3場所33勝を挙げて大関昇進は確実。「近寄れない大関と言われたいが、僕の性格上、それは無理。フランクな大関になると思います。土俵上では人一倍、気迫のある相撲を取りたい」と語った。競泳16年リオ五輪金メダリストの萩野公介さん(27)をはじめ、角界とは違う世界の人々との幅広い交流で研さんを重ねている。自らの性格を「明るいところはある。諦めが早いし落ち込みやすい」と分析し、長所を残しながら、さらに気迫を前面に出し、地位にふさわしい力士に成長することを誓う。

 長野県出身では1795年(寛政7)に昇進した雷電為右衛門以来227年ぶりの新大関誕生。「実感は湧かないけど、偉大な先輩のあとなので、ある意味プレッシャーはあります」。雷電は約20年間の現役生活で成績は254勝10敗2分け、14預かり5無勝負。わずか10敗という驚異的な数字に触発され「大関になって1年間で10回だけ負ける力士もいるかな」と“年間80勝”を宣言した。気は優しくて力持ち、という力士の理想像を体現するつもりだ。

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