「MARCH対抗戦」初代Vは青学大 優勝チーム30万円 華やかな演出「東京五輪のよう」

[ 2021年11月24日 21:18 ]

陸上1万メートルMARCH対抗戦 ( 2021年11月24日    東京・町田GIONスタジアム )

<陸上1万メートルMARCH対抗戦>レースを終え、記念撮影する5大学の監督と選手ら
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 5大学(明大、青学大、立大、中大、法大)が参加し、各大学上位10人の平均タイムで争われ、記念すべき第1回大会は青学大が28分30秒72で優勝した。2位は明大、3位は中大、4位は法大、5位は立大。約150人が5組に分かれてレースを行い、優勝した青学大には30万円、上位選手にはそれぞれ奨学金が贈られた。

 来年1月の箱根駅伝まで約40日。青学大は、創部100年を超える各大学との対抗戦で頂点に立った。最終5組を走った飯田貴之(4年)は28分30秒30の組4位でフィニッシュし「力のあるメンバーがいる中、箱根に向けて良いレースだった」と手応えを口にし、「順調にきている。チームを引っ張っていきたい」と力を込めた。

 同大会は青学大の原晋監督(54)が「箱根駅伝に負けないような熱く、エンターテインメント性の高い大会を作りたい」との思いから主催。この日は、有観客で行われ、各大学の応援団やブランスバンドたちも駆けつけて応援合戦も白熱し、照明の演出も華やかだった。飯田は「今までに見たことがない大会。演出が凄くてテンションが上がった。東京五輪のようだった」と目を輝かせていた。

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2021年11月24日のニュース