ラグビー日本代表にポスト23年W杯問題 藤井氏「一番の心配」

[ 2021年11月24日 11:40 ]

オンラインで総括会見に臨む藤井雄一郎ナショナルチームディレクター
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 日本ラグビー協会で男子15人制強化責任者を務める藤井雄一郎ナショナルチームディレクターが24日、オンラインで秋の全活動を終えた日本代表に関する総括会見に臨み、「(昨年はコロナ禍で)試合できなかった影響があったと思うが、言い訳にはならない。最後(のスコットランド戦)に負けたが、そこそこ評価できる戦いはできた」などと振り返った。

 この秋はテストマッチ4試合を戦い1勝3敗。格下のポルトガルには2年ぶりの勝利を挙げたが、格上のオーストラリア、スコットランドには善戦も勝ちきれず、アイルランドには5―60と大敗した。藤井氏はアイルランドなど各国が19年W杯後からプレースタイルを変化させていると指摘。「パワープレーではないので、逆に日本としては戦いやすい」と歓迎も、「日本も次のフェーズに行かないと、(23年の)W杯では戦えない」と危機感を口にした。

 戦力面ではフランカーのベン・ガンター(埼玉)、CTB中野将伍(東京SG)、ロックのワーナー・ディアンズ(BL東京)らが初キャップを獲得。WTB高橋汰地(トヨタ)、フランカー福井翔大(埼玉)らキャップを獲得できなかった選手を含めて「いい経験になった。出られなかった選手もツアーに参加し、肌で感じたと思う」と収穫を強調。一方で現状ではジュニアジャパンやU20など次世代の日本代表を担う年代の強化が止まったままで、「一番の心配材料。次の世代にいい経験をさせられていない。23年W杯以降は厳しくなる」と話した。

 W杯前年となる来年については、国内外でのテストマッチ予定が固まってきているとし、随時発表される見通しだ。

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