中学男子・桜庭、中学女子・柴崎が初V 男子上位4人、女子上位5人が来年3月全国大会切符獲得

[ 2021年10月22日 05:30 ]

スポニチ主催 令和3年度全国高校ゴルフ選手権東北大会・東北中学校ゴルフ選手権秋季大会 第1日 ( 2021年10月21日    福島県 棚倉田舎C 高校・中学男子=7127ヤード、パー72 高校・中学女子=6211ヤード、パー72 )

中学男子優勝の桜庭禄碩(左)と同女子優勝の柴崎香凛
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 中学男子は桜庭禄碩(青森・八戸聖ウルスラ学院2年)が5オーバーの77、女子は柴崎香凛(山形・山形大付2年)が4オーバーの76で優勝した。男子上位4人、女子上位5人が来年3月に兵庫・三木GCで行われる全国大会の出場権を獲得した。2日間で行われる高校の部では男子が高橋勇郎(山形・寒河江1年)が4オーバーの76でマッチングスコアカード方式により首位に立ち、女子は倉林紅(宮城・東北1年)が1アンダーの71でトップに立った。

 ≪強風もショット光った≫中学男子は2年生の桜庭が初優勝を果たした。ロングホールでは3パットが続きパターの調子は悪かったが、前半は全てパーオンとショットが安定。強風の悪コンディションにも負けず、なんとか5ボギーの77でしのいだ。「練習は毎日する」と授業が終わった後に近くのコースでハーフをラウンド、その後にも練習をするハードな日々を送る。小1から続ける空手のトレーニングもゴルフに生きている。「冬の間に筋力トレーニングを強化して、全国ではパープレーで回りたい」と気合を入れた。

 ≪気持ち切り替え修正76≫中学女子は強風で多くの選手が苦戦する中、柴崎が粘りのゴルフで東北No.1に輝いた。インスタートの前半はパープレーだったが、「なかなか風を読めなかった」と後半は5ホール目までに4ボギー。「一打一打に集中しようと思った」と気持ちを切り替えた結果、上がり3ホールは全てパーにまとめ、2位に1打差の76で初優勝を飾った。全国大会に向けては「自分のリズムを大切にしてトップ10以内に入りたい」と意気込んだ。

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2021年10月22日のニュース